わがまま科学者の英語講座

科学系の英語だけでなく、広く「英語」についての話題

高校生物用語の英語を学ぶ

いきなりですが、テストです。

(1)以下の生物用語を、それぞれ英単語にしてください。
尿素
潜性 (遺伝学)
細胞内共生
動物相
新生代
延髄 (2語に)
重力屈性
コケ植物
ジベレリン
寄生
 
(2)以下の生物用語を日本語にしてください。
blastula
apoptosis (カタカナで)
physiognomy
diencephalon
hypocotyl
transpiration
eutrophication
Cenozoic
angiosperm
phloem
 
動物、植物の用語が混じっていますが、20点満点で、スペリングも間違えずに満点を取れた人はなかなかすごいのではないか、と思います。
 

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先日、日本学術会議が、日本の高校で学ぶべき重要用語のリストというのを作りました。最近、優性、劣性を止めて、顕性、潜性になると、話題になった報道の元資料です。これには、対応する英単語もリストになっています。もちろん、細胞Cellなど、とても簡単なものも含まれていますが、上のテストの答えも掲載されています。

高等学校の生物教育における重要用語の選定について (512語) 
平成29年(2017年)9月28日 日本学術会議 
(以下のリンクをクリックするとpdfファイルが、ダウンロードできます)。 

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170928-1.pdf

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170928-1.pdf

 
なお、このpdfファイルは使いにくいと思いますので、Excelファイルを作ってみました。こちらからダウンロードできるようにしておきました。
 アカデミックな語彙を増やすということで、こういうExcelファイルを作ってみたらどうか、という一例としてご参考にください。