わがまま科学者の英語講座

科学系の英語だけでなく、広く「英語」についての話題

アカデミックな語彙を増やす(その4)ネイティブ向けのボキャビルに挑戦

これまで、「アカデミックな語彙を増やす」ということで、小学校レベルから始まって、中高、大学・大学院入試レベルの語彙について議論してきました。しかし、ネイティブ教養人の語彙力を目指すためには、やはりネイティブ向けのボキャビルをやるのが効果的でしょう。今回は、そういう教材を紹介します。
 
まず有名なのは、米国の予備校The Princeton Reviewの「Word Smart」という本。定番といったところでしょうか。私もずっと前に利用しました。
 
Word Smart, 5th Edition (Smart Guides)   Princeton Review 
見出し語1400語。GREレベル。
 
More Word Smart (Smart Guides)   Princeton Review 
見出し語800語。GREレベル。
 
新しい版も最近出たようです。
 
その他、よく見かける本で安価なものには、
 
Merriam-Webster's Vocabulary Builder   Mary W. Cornog
3500語ということです。
 
1100 Words You Need to Know   Murray Bromberg 
 
私がよく使ったのは、Charles Harrington Elster氏の本です。
Verbal Advantage: Ten Easy Steps to a Powerful Vocabulary   Charles Harrington Elster 
 
見出し語は500語。GREレベル。ネイティブスピーカーの5%に相当する語彙力を目指すというのを売りにしています。ただ、これは見出し語に加え、説明にでてくる単語もマスターした場合。1回10語ずつ憶えていく形になっていて、1回ごとに簡単なクイズがついています。よく知られている教材なので、あちこちで内容を見ることができます。
 
オーディオ版のものもあって、1回分20分くらいの説明で学習するようになっています。米国ではAudible(Amazon)が扱っています。

 

Charles Harrington Elster氏は、これと全く同じフォーマットでGREレベルから更に上を目指す教材も作りました。これは、かなりマニアックな単語も扱っています。
Word Workout: Building a Muscular Vocabulary in 10 Easy Steps   
Charles Harrington Elster  
 
Charles Harrington Elster氏の教材は、単語の説明が簡潔であっさりしています。
 
Charles Harrington Elster氏について。
 
もう少し講義のようなものがよいと言う場合は、オンライン、マルチメディア大学教養講座Great Coursesのこれがおすすめです。背景やエピソードなどが多く、楽しい教材です。米英の文化などにも接することができるのも秀逸です。Audibleなどのオーディオブックを利用すると、安価で入手できると思います。
 
Building a Better Vocabulary (Great Courses)
 
 

 

Googleイメージで単語を確認する

先日のブログで、単語が憶えられない最大の理由は、イメージがない事柄を憶えようとするからだという点を指摘しました。そこで、語彙力をつける方法として、具体的なイメージをつかむために、グーグル検索を使って、画像を見るという方法を紹介しました。今回は、具体的に3つの単語について、このことを確認してみたいと思います。

 

まずは、ロースクール入試に必要なLSATのための単語リストで見つけた2つの単語。
 
 日本語の意味は、「豊饒の角」、そこから「あり余ること」。
cornucopia
 
 日本語の意味は、「婚姻無効宣告」。
annulment

次は、メディカルスクール入試に必要なMCATのための単語リストで見かけた単語。

 
日本語の意味は、「手を腰に当ててひじを張る」。
akimbo

akimbo - Google 検索

 

イメージを見ると、簡単にわかります。

アカデミックな語彙を増やす(その3)入試レベル

前回までは、高校程度の単語について紹介してみましたので、今回から大学レベルの教養単語の話題です。そういう単語をどうやって知るか、ということです。


日本の英語教育でとても残念なのは、こういう単語のリストがほとんどネット上で見つからないということだと思います。例えば、大学受験に必要な単語集みたいなものの、コピペ自由なExcelファイルやpdfファイルなんていうのは、ネット上で探してみたのですが見つからない。あっても意地悪く、コピペ不可能になっています。こういうのは本として多数販売されているのですが、なぜ、コピペ自由なリストがネット上にないのでしょうか。オープンアクセスの時代、こういうのを盛んにすれば、日本の若い人達の英語学習も楽になると思うのですが。。
 
さて、ここで話題にしているのは、こういう日本の高校英語ではなくて、米国の大学院卒のネイティブ教養人のレベルの研究者になろうということです。それには、まず、大学や大学院の試験で大切だとされる単語を憶える必要があるでしょう。というわけで、大学や大学院入試で必要な単語というのを学ぶというのが大切であると思いますので、どんなものがあるのか、ということになります。
 

Test of English as a Foreign Language (TOEFL®):有名な外国人向けの英語テスト。外国人向けなので、単語はかなり簡単で、参考にはほとんどならない。
 
Graduate Record Examinations (GRE®):一般の大学院、ビジネス・スクール受験のためのテスト。

Law School Admissions Test (LSAT®):ロー・スクール(大学院)受験に要求されるテスト。

Medical College Admissions Test (MCAT®):メディカル・スクール(大学院)受験で要求されるテスト(米国では、メディカルスクールは大学院から)。

Graduate Management Admissions Test (GMAT®):ビジネス・スクール(大学院)受験のためのテスト。

SAT®:大学受験に要求されるテスト。英語の比重が高い一般的な試験。

ACT®:大学受験に要求されるテスト。SATにない科学のテストがあり理数系の比重が高い。
 
IELTS:これは英国の英語検定試験。米国の大学受験にも利用できることが多いと思います。)


当然ですが、準備するための受験参考書が多数販売されているので、それを参考にすればよいわけです。ただ、単語のお勉強ということにだけ関しては、それを専門にしたサイトがあります。上で紹介したSAT, GRE, MCATと「word」を検索すれば、沢山のサイトが見つかるはずです。
 
例えば、このvocabulary.comの「GRE High Frequency Words」(330語あまり)は有名な単語リストだそうです。他にも、いろいろなリストがあります。このサイトを使って、勉強するというのも一つの方法でしょう。

www.vocabulary.com

 

ここでは、このリストを自分の表計算ソフトに移すやり方を紹介しておきます。

1)自分のアカウントを作製する(無料)。
2)使いたいリストを探し、自分のアカウントに「Copy this list to」->「New List…」を使って移す。
500語以上あるリストも、ここまでは大丈夫。
3)「Edit as a List」というところをクリックすると、単語がコンマで区切られた一覧が表示される。これをコピーする。
4)ワープロソフトにペーストする。
5)Replace機能を使い、コンマをスペースに変換する。
6)ファイルをテキストとして保存し、それをエキセルなどの表計算ソフトに取り込む。
7)行と列を変換したい場合は、行をコピーし、特殊ペースト機能を使って「列」に移す。
 
もうひとつ紹介しておきたいのが、magoosh.com。
これはこれらの試験を受けるための準備サイトですが、この会社の用意している単語リストの評判が高いようです。ネットで調べると、あちこちで閲覧できるようですので、ご覧になってみてください。これを見ると、バイオ系研究者がまず身につけるべき単語は、GRE、MCATくらいであると思われます。

高校生物用語の英語を学ぶ

いきなりですが、テストです。

(1)以下の生物用語を、それぞれ英単語にしてください。
潜性 (遺伝学)
細胞内共生
動物相
新生代
延髄 (2語に)
重力屈性
コケ植物
寄生
 
(2)以下の生物用語を日本語にしてください。
blastula
apoptosis (カタカナで)
physiognomy
diencephalon
hypocotyl
transpiration
eutrophication
Cenozoic
angiosperm
phloem
 
動物、植物の用語が混じっていますが、20点満点で、スペリングも間違えずに満点を取れた人はなかなかすごいのではないか、と思います。
 
先日、日本学術会議が、日本の高校で学ぶべき重要用語のリストというのを作りました。最近、優性、劣性を止めて、顕性、潜性になると、話題になった報道の元資料です。これには、対応する英単語もリストになっています。もちろん、細胞Cellなど、とても簡単なものも含まれていますが、上のテストの答えも掲載されています。

高等学校の生物教育における重要用語の選定について (512語) 
平成29年(2017年)9月28日 日本学術会議 
(以下のリンクをクリックするとpdfファイルが、ダウンロードできます)。 

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170928-1.pdf

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170928-1.pdf

 
なお、このpdfファイルは使いにくいと思いますので、Excelファイルを作ってみました。こちらからダウンロードできるようにしておきました。
 アカデミックな語彙を増やすということで、こういうExcelファイルを作ってみたらどうか、という一例としてご参考にください。

 

whether they be

“whether they be"
be動詞を原形で使う。この場合のbeは、areで置き換えても同じであると思うのですが、一つの聞こえのよい言い回しなのでしょう。
 
ここで議論されていました。
以下引用。
"Jane Eyre, by Charlotte Bronté
All men of talent, whether they be men of feeling or not; whether they be zealots, or aspirants, or despots -- provided only they be be sincere -- have their sublime moments, when they subdue and rule."
 
From an article in U.S. Medicine, published June 26, 2007
http://www.usmedicine.com/dailyNews.cfm?dailyID=324 

"To date, much of our focus has been on leaders, getting them to write plans and to exercise plans for their organization, whether they be private sector or government," Dr. Agwunobi said."
 
Googleで以下のフレーズを検索してみてください。
"whether they be private sector or government”

 

アカデミックな語彙を増やす(その2)「英検初段」を目指そう

ネイティブですと、英検1級の語彙力が、小学校卒業程度ということですが、現実に、英検1級合格という小学生もいるようですので、そういうことなのだと思います。つまり、英検1級は、学術的な深さなどなくても大丈夫だということでしょう。
 
しかし、私は、日本では、こういう表層的な英語力ではなく、学術、教養に基づいた深い英語力を身につけた人を増やすべきなのだと思っています。それが、英検初段です。目指すのは、ネイティブの教養人レベルであるべきなのです。
 
以下に、前回がネイティブの小学校卒業程度でしたので、今回は「おそらく中学生程度」が身につけるという語彙を挙げておきます。どれくらいの単語がわかるでしょうか。

100 Words Every Middle Schooler Should Know - Vocabulary List : Vocabulary.com


adversary, aplomb, apprehensive, aptitude, attentive, banish, barricade, bluff, brackish, brandish, circumference, commotion, concoction, conspicuous, contortion, counter, cunning, debris, defiance, deft, destination, diminish, disdain, dismal, dispel, eavesdrop, egregious, ember, emerge, engross, exasperation, exhilarate, falter, foresight, fragrance, furtive, grueling, gusto, habitation, hasten, headway, ignite, illuminate, impending, imperious, jabber, jargon, jostle, jut, kindle, knoll, luminous, malleable, materialize, meander, meticulous, misgiving, momentum, monotonous, multitude, muster, narrate, obscure, ominous, outlandish, persistent, pertinent, plenteous, potential, precipice, pristine, quell, recluse, recuperate, replenish, repugnant, restitution, sabotage, scarcity, scurry, serenity, sociable, somber, specimen, stamina, subside, swagger, swarm, tactic, terse, translucent, uncanny, unsightly, versatile, vigilant, vulnerable, waft, waver, weather, zeal

上のリストにある単語の中にも、日本で見かけるような単語集には掲載されていないものがあるかもしれません。つまり、ネイティブの中高生のレベルで、既に日本語では勉強できない状態になっているということだと思います。今回は、こういうレベルに近づくための態度のような7つのことを紹介してみたいと思います。
 
1) 単語帳を作る。
先回も紹介しましたが、エクセルのような表計算ソフトを利用して、そのようなものを作っていくと便利です。
 
2)憶えようとする単語に制限を作らない。
これは日本の受験英語の影響だと思うのですが、重要1900語の単語集を憶える。ところが、その単語帳に載っていない単語は、重要でないので憶えないという態度ができてしまっている。こういうのは、ダメであるということです。見かけたものは全部わかろうとする、そして憶えるという気持ちをもつことが大切です。これは、日本語を考えてみればわかりますが、わからない日本語の単語を見かけたら気持ち悪くて気になりませんか。それと、全く同じ気持ちを持つということです。
 
3)単語リストは複数利用する。
一つの教材だけをひたすら何度もやるというのは、ダメです。基礎段階(例えば、単語数5000くらい)なら、一つの単語リストを何度もやるということでよいのです。ところが、高度な単語が増えてくると、一つのものではカバーできないし、リストの内容が非常に異なってくるので、一つのものではカバーできないです。また、違った状況で単語に出会うことで、記憶が強化されるということもあります。どんな教材があるのか、というのは、次回紹介したいと思います。
 
4)意味を勝手に推測しない。
今は、電子辞書、コンピュータ、オンラインの辞書がありますので、利用しましょう。よく単語を推測する力を強調するような英語教材がありますが、これは間違えて憶える危険性があるのでやめた方がよいです。普段の英語学習では、別に試験を受けるわけでもないので、辞書を使えばよいのです。
 
5)英語(英英)の辞書を使うべきです。
ある程度(おそらく1万語以上)のレベルになると英和辞書に載っていないような単語もでてくるはずです。英和辞書には、よく使われる重要な意味がほとんど記載されてなかったり、間違った意味が書かれています。また、日本語でもよくわからないようなこともしばしば。。私は、日本の英語辞書製作者の英語力を疑っています。日本の英語学者って大丈夫なのでしょうか。それと、最初は、一つの単語に一つの一番簡単な意味をつけて憶えるのがよいと思います。
 
6)具体的なイメージをつかむ。
単語が憶えられない最大の理由は、イメージがない事柄を憶えようとするからです。これを解決する一つの方法は、グーグルの「画像サーチ」を利用するという方法です。単語で画像をサーチすると、いろいろな画像がでてきます。その画像をよく見ていきましょう。
 
7)読む。
これは、もう言うまでもないですが、とにかく読む。おそらく、自分の得意分野については、科学論文も含めて、比較的初期に知らない単語がないという状態になると思います。例えば、バイオ系研究者ですと、Cellというような雑誌1冊で、知らない一般単語(非常に限られた分野の新語や専門語は除く)が1つでも出てきたらダメです。そして、意識的に違った分野の文章を読むようにすることも大切です。もし時間がない場合は、新聞や雑誌の記事の「タイトル」だけでも見るというのは単語力を付けるのに効果的です。例えば、NYタイムズなどは、毎日、タイトルだけ無料で送ってくれるサービスをやっています。こういうのを利用して、毎日、タイトルだけでも見るということをしていくとよいです。タイトルには、工夫をこらした難しい単語が使われていることが多いのです。また、世界情勢なども知ることができて、視野が広がることは間違いありません。

 

アカデミックな語彙を増やす(その1)基礎

今回から数回にわたって、英語の語彙力を増やすということについて触れてみたいと思います。日常的に科学研究をしていて、論文を書く、英語で研究者と連絡を取るなどという場合、必要とする語彙力というのは、おそらく1万語(日本の英検でいうと、準1級から1級の間くらい)であると思います。日本国内で英語を使って生きていくという程度でしたら、これくらいで何とかなるでしょう。ただ、論文でも、総説などでやや難しい語彙がでてくる文章、新聞記事などを読み書きするには、1万語では不足かもしれません。

ところで、1万語という語彙がネイティブの英語使用者にとって、どの程度なのか、というと、実は「小学校卒業」レベルであると言われています。小学校卒業レベルの語彙力では、大学院卒のネイティブの教養人科学研究者に太刀打ちするというのは、どう考えても苦しい。

 

そこで、純ジャパ(生粋の日本人)の私としても、やはりネイティブの教養人に太刀打ちできるくらいの語彙力に近づきたいと思うわけです。そのために、私がやってきたことというのを、次回以降紹介したいと思います。

 

1)自分の語彙力のレベルを知る

まず、自分の語彙力のレベルをおおよそ把握してみましょう。アルク「レベル別語彙リストSVL12000」というのがあります。この1万2千語のうち、レベル別でどれくらい知らない単語があるでしょうか。1万語レベルでも、知らない単語が多数でてくるとなると、まだ「小学校卒業」レベルにも達していないということになると思います。

 

www.alc.co.jp

 ちなみに私のレベルは、レベル12になると、数個知らないものがあるという感じ。。まだ努力が必要です。ただ、必ずしもアカデミックではないようなものも多いという印象です。

 

2)語彙などを収集したエクセルファイルを作る

語彙や表現を増やしていくには、やはり単語帳のようなものが必要だと思います。私が、おすすめしたいのが、エクセルファイルというか、表計算のソフトを利用して、そういうものを収集したファイルを作っていくことです。これを作っておくと、メモにもなりますし、後で整理したりするのも容易になります。

 

3)まず基礎を確認する

何ごとでもそうですが、やたらと難しいものをやる前に、基礎を確認することが大切です。日本でも高校生が使っているような単語集やDUO3.0、あるいはTOEIC用のものがあると思いますが、こういうものはアカデミックな文章を扱うための語彙ではないものが多いので、科学研究のために利用するというものとはやや違うと思います(日本でよく利用されているこういう教材が、如何にも「日本人一般向け」という感じになってしまっているのは残念だと思います。)。また、エクセルに記録するということで、ESL関連で古くから利用されている定番の単語リストというのが知られています。ここでは、そういうものを3点紹介してみたいと思います。

 

New General Service List(2800語)

General Service Listというのは、1953年にできたもので古いものですが、数年前にその改訂版のようなもので、New General Service List(2800語)というのが発表されています。これは、おそらくセンター試験レベルという感じなので、研究者が参考になるようなものではないでしょうが、大学などで教えている先生方にはもしかしたら何かの役に立つかもしれません。

www.newgeneralservicelist.org

 

University Word List(808語)

よりアカデミックな内容を考慮した語彙を集めたのが、University Word List(808語)というもの。大学水準のアカデミックな文章で使われる語彙を集めたものということですので、大学生は必須でしょう。ただ、自然科学の文章ではなく、もっと広い範囲の語彙ということで、自然科学の文章に馴染みのある人には?というものもあるかもしれません。

About the UWL

 

Academic Word List(570語)

 このUWLから、更に絞ったのが、Academic Word List(570語)です。これは2000年に発表されたリストですが、絞ったことで、アカデミックらしい単語が集まっているという印象を受けます。

 

Academic Word List | School of Linguistics and Applied Language Studies | Victoria University of Wellington

 

次回は、「英検初段」を目指そう、という内容を予定しております。

 

 

ネガティブな単語

科学研究者というのは、論文や日常的な文章を読みますが、文学的な文章などを読む時間が少ないと思います。米国人が教養人のようになるための単語集などを眺めていると、科学的な文章で見かけるような単語については、非常に高度なものを知っている。ところが、「ネガティブな意味を持った文学的な単語」というのに弱いと感じます。こういう単語がでてくる文章というのは、あまり読まないので、身につかないということでしょう。

 

そこで今回は、そんな単語。英語を使う教養人なら当然知っているという単語集です。いくつわかりますか?

科学論文ではまず見かけない単語ですが、科学研究の現場では。。。

 

chicanery  ごまかし

sycophant  おべっか者

parvenu  成り上がり者

hebetude 愚鈍

pettifogger  いんちき弁護士

canard  流言, 虚報

doctrinaire  空論家

turpitude  卑劣

hauteur  横柄

scaramouch  ほら吹き

penury  赤貧

tatterdemalion  ぼろを着た人

picaresque  悪漢もの

demimonde いかがわしい連中

thersitical 大声で口ぎたない

diatribe こきおろし

 

 

タイポ

 fury

トランプ大統領が言った「Fire and fury」(「炎と激怒」)

。。

 メイン州の新聞のフロントページが話題になっています。

 フロントページのタイトルにTypoがある。。

 

furryというのは、毛皮furの形容詞で「毛皮のような」。。

www.merriam-webster.com

 

一方、furyというのは

www.merriam-webster.com

 

そして、更に。。

 

Doctor

"doctor"

日本で報道されているこのニュース。SCIENCE誌も報道しています。

www.sciencemag.org

ここで気になった単語。doctorという動詞。

www.merriam-webster.com

 

ずっと下の方をみていくと、動詞の用法がありました。

「to change (something) especially in order to trick or deceive people」

手元のリーダーズ(研究社)にも。

「 〈計算などを〉ごまかす, 〈文書·証拠などを〉不正に変更する.」

 

それにしても、doctorの動詞がどうしてこういう意味で使われるようになったのでしょうか。。

 

OEDを見ても、よくわかりませんでした。

http://www.oed.com/view/Entry/56299?rskey=FWoMEI&result=2&isAdvanced=false#eid